2012年12月31日月曜日

雪おろし


 今日から正月休みに突入した。

 世間では1年の垢を落とすために、家の掃除などで忙しいのだろう。

 ・・・・・が、オラの家では今日も朝の8時から雪下ろし。

 これで3週間続いての雪下ろしだ。

 普通は週末は仕事の疲れをとるためのものなのに、最近は仕事より数倍も疲れる。

 老体は体力的に辛い。

 が、そんなことは言ってられない。

 何故かというと・・・・・・・。


 オランチの集落では、雪が2m位屋根に積もっても家は潰れないように造ってあるのだが、2m以上降らないと言う保証はない。

 だから、もっと降るかも知れないという仮定の下での雪下ろしをするのだ。

 家が潰れてしまっては元も子もない。

 それにオランチの実家の後ろの山に植えてある杉の木がまだ折れてきそうなのだ。

 


 今日は、生活道路をブルトーザーで開けるということで急いで雪下ろしをしなければいけなかったのだ。

 何故かというと、雪を下ろすと道が雪で埋まって屋根よりも高くなってしまうのだ。

 こうなると、雪が溶ける春になるまでにっちもさっちもいかなくなる。

 今は暖房に石油を使っているが、これが配達できなくなるのだ。

 今更マキに変えることは出来ないし。

 第一囲炉裏なんかとっくの昔になくなっている。

 便利になった反面、チョットのことで身動きが出来なくなってしまうのだ。

 


 雪下ろしの途中です。
 屋根の真ん中を残しても大丈夫なように、大黒柱が入っています。

 


 明日は蔵の雪下ろしです。

 まだ何にも正月の用意が出来ていません。

 雪かきで今年は終わりそうです。

 
 

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